戦国島津をもっと深く・もっと楽しく

しまづくめ

花見酒

研究者やクリエイターが共演!シンポジウム「戦国島津最前線」



2019年は島津義弘の没後400年。その命日(旧暦)にあたる7月21日、かごしま県民交流センターで戦国島津についてのシンポジウム、「戦国島津最前線」が開催されます

戦国時代の群雄の中でも、近年とりわけ注目を集める機会が多くなっている戦国期の島津氏。その「最前線」にいる各分野の第一人者たちが、それぞれの専門的視点から戦国島津を語るイベントです(しまづくめも企画参加しています)。

戦国島津の研究史

まず第1部「戦国島津はどのように研究されたか」では、戦後から現在に至るまでの島津研究史の流れを概説しつつ、「相州家による島津本宗家の家督継承」や「島津四兄弟の結束」といった広く一般に定着している通説、それらが最新の研究によってどう明らかになったかが取り上げられます。

登壇者は、新名一仁氏・松尾千歳氏・岩川拓夫氏(仙巌園学芸員)の研究者3名。

新名氏は、中世島津氏の虚像と実像の解明をテーマに研究を行い、近年「島津貴久(戎光祥出版)」「島津四兄弟の九州統一戦(星海社)」「中世島津氏研究の最前線(洋泉社)」を立て続けに執筆・編集された、まさに中世島津氏研究の第一人者ともいえる存在です。

松尾氏は、島津家関連の資料を収蔵・研究・展示する島津家の博物館「尚古集成館」の館長。2004年には、島津義弘の「第17代当主」についての論文を発表しています。

岩川氏は、島津家別邸・仙厳園の学芸員、研究者であると同時に、様々な鹿児島の歴史イベントの仕掛け人としての顔も持つマルチプレイヤー。今回の企画もプランナー兼コーディネーターとして携わっています。

メディアにおける戦国島津

第2部「戦国島津はどのように発信されるか」では、戦国島津を「コンテンツ」として見た時の魅力やその現況、今後どういった発展が期待されるかというテーマで、宮下英樹氏・川越宗一氏・小栗さくら氏らクリエイターとして戦国島津に関わる方々が登壇、新名氏・岩川氏も研究者としての視点から加わり、意見を交わします。

宮下氏は、週刊ヤングマガジン(講談社)で戦国武将・仙石秀久を主人公にした「センゴクシリーズ」を連載。最終章「センゴク権兵衛」では、生涯最強の敵として登場した島津四兄弟末弟・島津家久を中心に、島津軍の特異さ・精強さが描かれました。

川越氏は、松本清張賞を受賞したデビュー作「天地に燦たり」で、文禄・慶長の役と島津の琉球侵攻を舞台に、島津氏家臣・樺山久高、朝鮮の下級層の若者、琉球の官吏の3人が「礼」とは何かを模索しながら、戦国末から近世初頭の戦乱を生き抜く様を描きました。

小栗氏は、学芸員資格を持つ本格的な歴史タレントとして、イベント司会や音楽・執筆活動など多方面で活躍。岐阜県の「関ケ原合戦祭り」では毎年レギュラー参加し、島津義弘がメインに取り上げられた2017年には、過去のドラマで義弘を演じた麿赤児氏とのトークイベントをされています。

「戦国島津元年」のスタートを飾るイベントに

前述のように今年は義弘の没後400年ということで、県内各所のゆかりの地では関連イベントや企画展が催されます。

これらが記念イヤーの単発行事に終わらず、「2019年が戦国島津元年」として継続的に盛り上がっていくためには、研究・メディア発信、それぞれの活性化はもちろん、双方の連携が必要不可欠です。
「戦国島津最前線」はまさにその先駆けといえるイベントになるのではないでしょうか。

参加申込は下記まで。ぜひ振るってご参加下さい!



日時:令和元年7月21日(日曜日)13時から15時40分

場所:かごしま県民交流センター(大ホール)

入場料:無料(事前申込制。定員500名)

  ■申込方法
必要事項をご入力の上,event@senganen.jpに送信。

件名:「島津義弘没後400年シンポジウム」
お名前(複数名でお申込の場合、代表者名)
ご住所
電話番号
申込人数※1通につき最大3人
花見酒
WRITER 花見酒

しまづくめ代表…という名の単なる言い出しっぺ。島津義弘のお膝元、姶良市加治木出身・在住。「戦国島津をもっと盛り上げたい!」をテーマになんだか色々やってます。

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